ハヌルキルは、江原道旌善郡古汗邑のハイワンリゾートを取り囲む白雲山の頂上に続く山道である。韓国では唯一海抜1,100mを超える高地に位置していることからより特別であるこの道は、雲がカーペットのように続いている高原の道という意味の‘運炭古道’という別名がついているほどの美しさを誇る。この道は以前は石炭を運んでいた道だったが、炭鉱が廃坑になりハイワンリゾートが観光資源としてつくった。ハヌルキルは散策コースと登山コースがあるが、15分コースから3時間以上かかるトレッキングコースがあるので、体力にあわせて道を選ぶとよい。
旌善のハヌルキルをトレッキングするなら、有名な2つのコースがおすすめ。まずハイワンリゾートから出発し、マウンテンコンドから天のお迎え道、蓑の池、カラマツ道を経て展望台やハイワンCCに続く‘9.4km 3時間コース’と、ベリーコンドから出発して武陵桃源道、白雲山摩天峰、ヤマツツジ道、高山植物園、蓑の池を経て天のお迎え道とマウンテンコンドに続く‘10.4㎞ 4時間コース’である。 晩項峠から花折嶺を経て鳥飛峙まで続く全体のハヌルキルは40㎞に近い。山歩きに慣れていない人は、1日でこのコースをすべて歩くのは容易ではない。しかし、花折嶺の区間までは比較的なだらかなので気軽に行って帰ってくることができる。
旌善のハヌルキルトレッキングをやるなら、宿泊も食事もハイワンリゾートでやっても便利。 ハイワンリゾートは、中央高速道路の堤川インターチェンジで降りて、国道38号線ゴルフやプールなどが楽しめる。 また、スキー場のスロープに野花が植えてあり、ゴンドラに乗ってマウンテントップからスロープトレッキングツアーもできるので新しい体験ができる。冬にはウィンターレジャースポーツのスキーが楽しめる。食事は近くの韓牛専門店で韓牛を味わってみよう。太白で育った美味しい韓牛が味わえる。また、ハイワンリゾート内にも飲食店があり、ここで食事すれば時間が節約できる。