旌善(チョンソン)画岩洞窟(ファアム・ドングル)は、公開されている区間だけで1,803メートルあり、1980年2月26日、江原道記念物第33号に指定されました。所要時間は、約1時間30分です。金鉱脈の発見から採掘に至るまでの全ての過程を再現し、金鉱石の採掘から金製品の生産や使用までのすべての過程をご覧いただけます。
旌善画岩洞窟は、金を採掘していた泉浦鉱山(チョンポ・グァンサン)の515メートルの上部坑道、上部坑道と下部坑道をつなぐ365段の階段、そして、676メートルの下部坑道で構成されています。天然の洞窟では、各種の石灰石や鍾乳石の生成物を観賞できます。そのほかにも、いくつかの小部屋のような空間と地底湖があります。 画岩洞窟は、「金と大自然の出会い」というテーマで展開する韓国唯一のテーマ型の洞窟です。単に見て楽しむだけでなく、洞窟内の生態観察、金の採掘および製錬過程といった洞窟での体験を教育現場で活用できるので、幼稚園児をはじめ小、中、高校生に至るまでの生徒たちが修学旅行で次々と訪れています。
「金と大自然の出会い」というテーマのもとで誕生した旌善画岩洞窟は、単なる自然体験場にとどまらず、様々な体験や教育が可能な現場としての役割を果たしております。洞窟の入場時間は午前9時から午後5時までです。洞窟入場料とモノレールの運賃は別料金となっております。 「歴史の場」では、鉱山の開発に関する当時の様子と全ての過程をシミュレーションし、再現しました。「金の世界」では、様々な映像物を見ながら金について学ぶことができます。さらには、見るだけでも幸せな気分になる金塊も展示されています。