画岩八景(ファアム・パルギョン)の中に第七景の没雲台(モルンデ)は、古くから詩人墨客の足が絶えないところで有名である。「絶景にほれて雲も休んでいく」という意味の没雲台は、数百隻の岩石を削ってたてた絶壁で形成されていながら、絶壁の上で100人余りが立つことのできる程の大きな磐石が広がっている。
入口から約250m程度上がれば、100人余りが一緒にいれる広い磐石と共に樹齢500年が越える松が左右の向い側の「三兄弟老松(サムヒョンジェ・ノソン)」と共に立っている没雲台(モルンデ)。こちらの景色にほれた詩人黄東奎(ファン・ドンギュ)が『没雲台行』(モルンデヘン)という詩を書いたりもした。それほど没雲でながめる周辺の川と村の平和な風景は心の安息をもたらしてくる。
美しく続くソグムガン道でドライブをしながら見
えるモルンデは、「雲も休んでから行く村」というモルン2里に位置する。